北教大岩見沢校との連携による出前授業

「アダプテッド・スポーツ」を5年生が体験! 〈11月27日 幌向小〉

 11月27日、幌向小学校の5年生で、北教大学岩見沢校との連携による出前授業「アダプテッド・スポーツ」が行われました。
 この日は地域公開日でもあり、教室や体育館には多くの保護者も来校。
子どもたちといっしょにスポーツの楽しさを体感する、にぎやかな時間となりました。


「誰でもが楽しめるスポーツ」からスタート

 授業の始めには、岩見沢校の大山准教授より
「アダプテッド・スポーツ」とは、障がいの有無にかかわらず、誰でもが楽しめるスポーツであることが紹介されました。
 子どもたちはうなずきながら真剣に耳を傾け、保護者の方からも「そういう視点、大切ですね」といった声が聞こえていました。


体験した種目はなんと8種類以上!

 体育館にはずらりと多彩な競技が用意されました。

  • スポーツ吹き矢
  • 車いすカーリング
  • ボッチャ
  • 車いすラグビー(車いすバスケット/車いすレーサー)
  • フリスビー
  • ブラインドサッカー
  • アンプティサッカー
  • バブルフットボール など

 初めは緊張気味だった子どもたちも、競技が始まるとあっという間に笑顔に。
「スポーツ吹き矢」では的に当たるたびに歓声が上がり、「車いすラグビー」では車いす同士がぶつかる大きな音に驚きながらも目を輝かせて取り組んでいました。



保護者も一緒に汗だく! 予想以上の盛り上がりに

 今回は保護者の参加が大きな盛り上がりの理由のひとつでした。

「こんなに難しいとは思わなかった!」
「子どもより本気になっちゃいました…」

と笑い声があがり、
特に「バブルフットボール」では、大きなバブルに包まれて転がったりぶつかったり、汗だくになりながら笑い合う姿が印象的でした。

 また、普段は触れる機会が少ないパラリンピック種目を体験できたことで、保護者の方からは

「テレビで見るだけではわからなかった」
「力ではなく工夫で楽しめるんですね」

といった声も聞かれ、理解が深まる時間となりました。






スポーツの可能性に出会った一日

今回の出前授業を通して、子どもたちは「できないことがある」ではなく「みんなが楽しめる工夫がある」という視点にふれることができました。

笑顔と発見があふれた90分。
参加した児童からは、

「もっとやりたい!」
「いろんな人が楽しめるってすごい」

という声が聞こえ、充実した表情がとても印象的でした。


北教大岩見沢校の皆さま、貴重な学びの機会をありがとうございました。
今後も、子どもたちが新しい世界に出会える学びを大切にしていきます。

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