北教大岩見沢校と連携した出前授業(バレーボール・北真小)

 北真小学校で、北海道教育大学の先生を講師としたバレーボールの出前授業が行われました。小学生にとってバレーボールそのものはかなり難しいスポーツですが、「誰もが楽しめる」ことを主眼において、講師の先生がネット型ボール運動の指導をしてくださいました。

 最初に、講師の先生から、本格的なバレーボールの試合を見た経験などを聞かれるなどした子どもたちはその技術のすごさや迫力を思い出していました。講師の先生からは、今はあれほどまでは当然できなくても、やり方やルールを変えればみんなバレーボールを楽しめるんだよというお話があり、期待が膨らんでいる様子でした。

 ネットを挟んで二人対二人になり、「投げる→受け止める→投げる…」の攻防をします。サーブ権があるときにボールが相手のコート内に落ちれば得点となることはバレーボールのルールと同じです。
 普段ボールを投げるときは相手に受け止めさせることが多いのですから、「相手に受け止めさせないように」コートに落とすのは難しく、徐々にその感覚を掴んでいきました。

 講師の先生から、「うまく相手のコートに落ちるようにするにはどうしたらよいと思う?」と問いかけがあり「前の方に落とす」「隅っこやラインぎりぎりを狙う」などの反応が自然と引き出され、ゲームの攻防も激しくなってきました。

 その後、チームでボールを繋ぐことを目指したルールの追加など、柔軟に変更しながら指導してくださりました。バレーボールの醍醐味である自陣のボールを味方へつなげ、相手コートに返しながらのラリーなど、チームの連携もうまくいくようになり、励まし合ったり、良いプレイを称え合いながら攻防を楽しめました。

 どの子にもこのゲームの楽しさを存分に味わえる時間となりました。加えてネット型ボール運動の授業を構想するうえでの良い手本となりました。出前授業へのご協力、ありがとうございました。

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