日付アーカイブ: 8月 26, 2025

「救急・救命」講習会を行いました

 8月7日(木)、8月8日(金)の両日、岩見沢市立教育研究所にて「救急・救命」講習会が開催されました。本講座は、岩見沢市に転入してきた教職員を対象に、危機管理意識を高め、適切な応急手当の方法を身につけることで、安全・安心な学校づくりを目的に実施しています。

 当日は、岩見沢市消防署員の方々を講師にお迎えし、「救命への心構えと救命処置の方法」について講話をいただきました。後半の実技講習では、グループごとに人形を相手に胸骨圧迫の仕方やAEDの使用方法などを体験しました。ICT機器も活用しながら、救命処置の一連の流れを実践的に学ぶことができました。

 受講者からは、「救命処置について、映像、講話、実技講習を通して学び、その大切さを改めて理解できた」、「胸骨圧迫やAEDの正しい使い方がよくわかった」、「以前学んだ内容を思い出し、確認できた」などの声がありました。また、「心肺蘇生で胸を5㎝沈ませるには想像以上に強い力で押さなければならないと実感した」などの感想もあり、今回の「救急・救命」講習会を通して、受講者には救命への心構えやその処置について学びを深めるよい機会になったようでした。

 今後も、AEDの設置場所の確認や救急搬送の際の注意点、日常生活でできる事故防止策などを全職員と共有し、学校全体で危機意識をさらに高めていきたいと考えています。全ての子どもたちにとって、より安心・安全な教育環境を築いていきます。

出前授業レポート:アダプテッド・スポーツを体験!

 8月26日、岩見沢市立志文小学校の5年生27人を対象に、北海道教育大学岩見沢校の大山祐太准教授を講師に迎え、「アダプテッド・スポーツ」の出前授業が行われました。

 授業の前半では、「しょうがい」とは何か、そして「アダプテッド・スポーツ」について学びました。アダプテッド・スポーツとは、障がいのある人もない人も一緒に楽しめるよう工夫されたスポーツのこと。子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

続いて体験活動。

  • スポーツ吹き矢
  • ブラインドサッカー
  • フロアカーリング
  • ボッチャ
  • アンプテッドサッカー
  • 車いすバスケット、ラグビー、陸上

と、バラエティ豊かな種目に挑戦しました。

子どもたちからは、
「いろいろなアダプテッド・スポーツを体験できてよかった」
「『しょうがい』という言葉の意味や考え方がわかった」
「車いすラグビーでぶつかり合う音が大きくてびっくりした」
「車いすからバスケットでゴールを決められてうれしかった」
「目をつぶって鈴の鳴るボールを蹴るのはむずかしかった」

など、実際の体験から生まれた率直な声が聞かれました。

 今回の授業は、スポーツを通じて「多様な人が共に楽しむことの大切さ」を実感できる、貴重な機会となりました。また、志文小の先生方も多数、参観し障がい者スポーツについての理解を深めていました。