日付アーカイブ: 11月 12, 2025

北教大岩見沢校と連携した出前授業(アダプテッドスポーツ・中央小)

 北海道教育大学岩見沢校の先生が講師となった出前授業が、中央小学校で行われました。今回の授業の内容は「ルールや用具を工夫し、誰もが楽しめるように行うことのできるスポーツ:アダプテッド・スポーツ」です。大学の先生の他に、たくさんの学生の皆さんも参加して授業を手伝ってくれました。

 大学の先生から、「アダプテッド・スポーツ」の意義について説明があります。「アダプテッド」には「適応する」という意味があり、年齢や性別、障害の有無に関わらず、どうしたら運動・スポーツを楽しむことができるかを考え、ルールや環境を柔軟に変更して、誰もが運動・スポーツを楽しむことを目的としているということを伝えていただきました。

 今日の授業では、「ボッチャ」「スポーツ吹き矢」「ブラインドサッカー」の競技について、子どもたちが三つのグループに分かれてそれぞれ体験しました。

 優しく教えてくれる大学生のお兄さんお姉さんのサポートのもと、子どもたちは多様なアダプテッド・スポーツに触れ、スポーツ競技には勝利することだけではなく尊厳や平等など多様な価値があることを改めて実感していました。
 子どもたちが楽しく体験できるように早く来て準備を行い、わかりやすく教えてくれた教育大の先生と学生の皆さん、ありがとうございました。

コンサドーレサッカースクールと連携した出前授業(サッカー・南小)

 コンサドーレサッカースクールのコーチを講師とするサッカーの出前授業が南小学校で行われました。

 授業のはじめに元気よく挨拶をします。コンサドーレサッカースクールのコーチからの専門的な指導を受けることにみんな緊張の面持ちですが、お二人のコーチからはサッカーを一緒に楽しもうとの言葉があり、ワクワクしながらの授業が始まりました。

 ウォーミングアップとして鬼ごっこをして体を温めたあと、サッカーボールを使って扱いに慣れるところから始まります。上に投げて回転してキャッチ、手を叩いてキャッチなどは全員上手にできていましたが、バウンドしたボールを両足で飛び越えるなど、結構難しい動きにも取り組んでいました。

 サッカーの基本となる「ドリブル」を練習します。コーチからは、ボールに対して「細かいステップで なるべく長く触って」とアドバイスがありました。

 ドリブルの応用練習として、二人一組になり、前後に連なり息を合わせてドリブルで進みます。コーチのホイッスルで前と後ろが入れ替わりドリブルを続けます。更に、体育館のラインを線路に見立て、それに沿って電車のように二人で動くことでドリブルのボールコントロールが身についていきました。

 最後は集大成として二チームに分かれての「ナンバーゲーム」です。「三人」とか「四人」とかの人数で指定されてフィールドに出てくる以外にも「コンサドーレの試合を見に来たことがある人」「◯◯コーチががっこいいと思う人」などのお題も出て、子どもたちは歓声を上げてボールを追い、ゴールを守り、ゲームを楽しんでいました。

 授業後も子どもたちはお二人のコーチと積極的に交流するなど、終始楽しい雰囲気の授業となりました。出前授業へのご協力に感謝いたします。