「年度始め授業公開」 幌向小第6学年「社会科」

 年度始めの授業公開が行われています。今回は幌向小学校での6年生の社会科の「国会の働き」についての学習です。

 国会や国会議員について、その会期の長さやかかる経費など、資料をいくつか提示し、児童の「問い」の意識を高めます。そこから「国会ではどのようなことを話し合っているのか」という学習問題を設定していきます。

  学習問題について、自分なりの仮説をロイロノートに記述し提出していきます。児童の方から、「〇〇に関係することは〇色にしよう」と提案され、全員の仮説の分類ができるよう提出していました。

 次に、自分の仮説に基づいて、調べ学習に入ります。「どれくらい時間が必要かな」「〇〇分までにしよう」と、児童が主体的に学習を進めます。Webで検索したり、教科書で確かめたり、隣の児童と相談したり、調べたことを絵で表現したり、個々でじっくりと考える場を設定しています。

 自分で調べたことを発表し、国会の役割を整理しつつ、児童の言葉をもとにしてまとめに入ります。

 最後に、今日の授業を振り返ります。「ふり返りのレベルアップ」を提示し、「わかったこと」や「新たな疑問」を明確にさせていました。

 国会の仕組みとその働きについて学ぶことを通して、国会などの議会政治の意義や生活との関わりについて意識を高めるとともに、調べ学習では多様な学びが展開される授業となりました。

 授業公開を行っていただいた幌向小学校並びに担当の先生、ありがとうございました。

おすすめ