第2回教頭研究担当研究協議会
市内の小・中・義務学校の教頭と研究担当者が集まり「第2回教頭・研究担当者研究協議会」が開催されました。今回は全国学力学習状況調査結果が各学校に返却されましたので、各学校の分析・改善取組状況等を交流するとともに、研究所からは、生成AIを活用した研究授業等の分析の実際について説明しました。

生成AIの教育現場での可能性に大きな注目が集まっていますが、AIを用いた授業分析や児童の発言分類は、業務効率の向上や授業の質の改善に寄与することが実感され、参加者からは「想像以上にできることが多かった」「今後、校内でも導入を検討したい」との声があがりました。一方で、ICT環境や制度面の課題も明らかとなり、理解促進のための研修の重要性も再認識されました。

また、全国学力学習状況調査やNRTの結果を活用した授業改善の必要性も共有され、「データから逃げずに現実を見つめる」姿勢の大切さが強調されました。他校との比較を通じて、自校の変容に注目する視点も得られました。

さらに、小中連携の取組が各地で進みつつあり、9年間の学びを見据えた協議が実践的に行われています。研究推進や校内研修の在り方についても見直しの機運が高まり、他校の実践から多くの刺激が得られました。

教師としての覚悟を促す言葉や、子ども理解の視点など、多角的な学びに満ちた協議会となりました。




